撮影に出かけることがままならない今の時期、皆さんはどのように過ごしていらっしゃいますか? こんな時こそ、日頃撮りためた写真を振り返り、活用してみるのはいかがでしょう。今回のテーマは「写真を飾る」。自宅のインテリアの一つとして飾るための写真の選び方、写真の加工サービスについてご紹介します。
自宅に写真を飾るとしたら、どんな場所が考えられるでしょう。場所に適した写真を選べば、部屋の雰囲気がパッと華やいだり、落ち着いた感じになったり。まずは、場所にふさわしい写真の選び方について考えてみましょう。
具体的に飾る場所を考えることで、写真の選び方はいつもとは変わってくるはずです。イメージしやすいよう、PASHADELICに過去に投稿された中から、場所ごとに飾りたくなるような写真をご紹介していきます。
キッチンは料理を作る、清潔感を大切にしたい場所。植物や森の写真など、みずみずしさや生命感のある写真、ハイキーで明るい写真が、気持ちをフレッシュにしてくれます。
バスルームは水を扱う場所。そこからイメージを広げて、水辺や雨の写真など、水を感じさせる写真を選ぶのはいかがでしょう。
眠りにつく前のひとときを過ごし、朝の光と共に目覚めたいリラックススペースには、静かな写真が似合います。思いを遠くに馳せることのできる水平線や、穏やかな天体の写真もいいですね。
窓のない場所に飾りたいのは、内側から外をのぞいているような作品。見るたびにフレームの外に広がる世界を想像することで、心の自由が感じられます。
今度は、写真の持っているイメージから、ふさわしいプリントサイズについて考えてみます。写真は、大きければ大きいほどいいというわけではありません。大きく引き伸ばすことで迫力が増す作品もあれば、あえて小さくプリントすることでその世界観を閉じ込めることもできます。
飾る場所とプリントサイズとのバランスも考慮したい点です。後ろに下がって写真を眺めることのできない狭い壁面に巨大サイズの写真を飾っても、作品全体を鑑賞することができません。逆に、大きな壁に小さなプリントが一枚だけぽつんとかかっていると、空間の大きさに写真が負けてしまいます。そんな場所に小さな写真を飾るなら、複数枚を組み合わせるのも手です。
大空、山、平原といったスケール感のある風景写真は、大伸ばしのプリントをリビングなどにドーンと飾ると気持ちよく鑑賞できます。力強さのある被写体の場合も、大きなプリントだと迫力が出せるでしょう。
波の文様や空のグラデーション、自然が作り出した規則的な模様などの抽象的な作品は、グラフィックデザインの感覚で飾ることができます。プリントサイズは好みによりますが、真四角にトリミングして加工するのも一つのアイデア。廊下や階段などにリズミカルに飾れば、家におしゃれなアートスペースが出現します。
足もとの草花や小動物、建物などの身近で親しみを感じられる被写体は、小さなプリントにしてデスク周りに飾れば心が和みそう。特に動物など生命感のある写真は、小さなフレームの中でも存在感を発揮します。
せっかく写真を飾るなら、見るたびにうれしくなるインテリアの一つとして飾りたいもの。毎日の生活の中で目にするものですから、ここは思い切ってプロのサービスにオーダーすることをおすすめします。
何よりも熟練したプロの手でプリントされた作品は、美しくて見飽きることがありません。
一つ一つ職人さんの手によって仕上げられた逸品ならば、大切に長く飾って楽しむことができるので、家族や友人への贈り物にも最適です。
写真を飾るのに一番オーソドックスな加工が、木製パネルです。amana online storeの「木製フォトパネル」は、色再現性や保存性に優れたアーカイバルピグメントプリントに仕上げられ、表面にはラミネート加工を施すことで反射を抑え、鑑賞しやすさと耐久性があります。
サイズはA3・A4・A5の3種類。絵柄に合わせて側面の化粧テープの色は白と黒から選べます。
https://store.amana.jp/collections/originalphoto/products/originalphotopanel
2cmの厚みの透明アクリルにコロンとした存在感があるのが、こちらもamana online storeの「オリジナルアクリルフォト」。8cm・10cm・12cmの3差種類から選べる小ぶりな正方形サイズは、棚の上や窓枠に自立させたり、ちょっとしたスペースに飾るのにぴったり。アクリルの背面からプリントを貼り付けて仕上げるため、汚れてもサッと拭ける扱いやすさも魅力です。
複数を並べたり、ブロックのように積んでみたり、プレゼントにも喜ばれそう。
https://store.amana.jp/collections/originalphoto/products/originalacrylphoto
油絵に使うキャンバスに直接プリントを施すことで風合いを出している富士フイルムの「キャンバスプリント」。木枠に巻き付けたキャンバスの側面は鋲で仕上げてあり、素朴な味わいがあります。スクエアまたはA判、4つのサイズから選べます。
https://fujifilmmall.jp/walldecor/canvas.html
和風の部屋や、さらに個性的に写真を飾りたい人にはアワガミファクトリーの「プリント掛け軸」。同社が手がけているオリジナルのインクジェット用和紙にプリントした写真を、掛け軸に仕立ててくれるサービスです。
http://www.awagami-aijp.com/print/service/kakejiku_m.html
時間のある今こそ、いつもとは違った目で、ぜひご自身の作品を振り返り、発掘してみてください。
大傑作とは呼べないけれど何となく気に入っている作品、絶景には出会えなかったけれどふと道ばたで気になってシャッターを押した一枚。そんな写真こそ、「飾る写真」としての出番かも知れません!
掲載元:PASHADELIC、家でできる写真の楽しみ。写真を飾ろう!
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PASHADELICとは、“写真ライフをもっと楽しく“をミッションにした、絶景写真を撮影するためのコミュニケーションプラットフォームです。世界中のフォトグラファーと美しい風景写真を共有し、撮影の奥深さや楽しさを発信し続けています。